紅葉橋から金剛寺を見る
紅葉橋から金剛寺を見る

金剛寺(こんごうじ)

真言宗豊山派、滝河山松橋院(りゅうがさんしょうきょういん)と号す。通称「紅葉寺」。不動明王を本尊とし、弁天像を祀る弁天堂もある。寺伝によれば、弘法大師が松の木を倒して一本橋としたとき、不動明王像を彫って石の上に置いたことに始まる。

享保年間(17161736)、8代将軍吉宗の命により、楓(かえで)100本が植樹された。晩秋には紅葉の名所として知られ、今も「紅葉寺」として親しまれている。

 

紅葉橋

大正4年大野東一は王子・滝野川間の交通のため、材木商峰岸氏と共同し、府知事の許可を得て、ここに賃取橋(有料橋)を架けたことが紅葉橋の始まりである。昭和12年の測量図には松橋とともに紅葉橋が図示されている。